「倉木麻衣論」とは
「倉木麻衣論」は「倉木麻衣の研究」の中心コンテンツで,6つの基本論文と21の補論から構成されています。
基本コンセプトは「倉木麻衣を学際的に研究する」ということです。
といっても,そんなに難しいものではありません。リラックスして,気軽にお楽しみください。
「平成の歌姫」といわれる倉木麻衣さん。大変な人気者ではあるのですが,メディアへの露出が少ないせいもあり,熱心なファン以外にはなかなか分かりにくい存在であるようです。インターネットの掲示板等で彼女に対する非難中傷を多く見受けるのも,彼女のこの神秘性が原因かも知れません。私はそんな風潮を正すためにも,ここで倉木麻衣とその楽曲を使い捨ての「流行歌」として捉えるのではなく,きちんとした「文化」として捉え,世界の音楽史の中に正しく位置づけることを行い,一般の倉木麻衣理解の一助になような研究を行いたいと思います。
たとえば1000年後にも倉木麻衣さんの音楽が「古典」として残っていてほしい,そしてもし1000年後の人が「紫式部」と同様に歴史上の「文豪」として「倉木麻衣」に接するとき,もし「源氏物語」と「花舞う街で」を同列に「研究」したらどうなるだろう・・・。ここで,私はそんなシミュレーションを行うことができれば幸せだと思っています。 お読みになってのご意見・ご感想がございましたら,ぜひメッセージをお寄せください。