トップページでも少しばかり書いていますが,このサイトは「倉木麻衣研究サイト」です。
そのため,一般のファンサイトに見られるような「最新情報」とか「画像ギャラリー」とか「BBS」のようなものは一切ありません。その意味で,非常につまらないサイトになっています。
内容に関してはトップページにもあるように,「倉木麻衣の音楽を"文化"として捉え,学術的に研究する」ということを目的としていますが,ここには次のようなポリシーをもって臨んでいます。
- 倉木麻衣の音楽をただ「日本の商業音楽」としてのみ捉えるのではなく,若者を中心とする日本人に大きな影響を与え続けている「文化」と考える。
- 単に日本のみで完結するものではなく,世界に通じる音楽であることを前提に洋楽との比較検討を行う。
- 先行する「文学」「哲学」「社会学」「心理学」「歴史学」等の諸学問の成果を大胆に取り入れてゆく。
したがって,ご一読の後「そんなわけ無いだろう!」とか,「倉木麻衣がそんなこと考えているはずないよ!」とか言うご批判を受けることもあるかと思います。しかし,先立って一言お断りしておきますが,このサイトに私が込めたもう一つの重要な想いは,これもトップページに書いたことですが,たとえば1000年後にも倉木麻衣さんの音楽が「古典」として残っていてほしい,そしてもし1000年後の人が「紫式部」と同様に歴史上の「文豪」として「倉木麻衣」に接するとき,もし「源氏物語」と「花舞う街で」を同列に「研究」したらどうなるだろう…というシミュレーションでもあり,ときとして,先行するさまざまな仰々しい解釈がまかり通る「音楽評論」のパロディともなっているということです。
たとえば,「Time after time~花舞う街で~」の解説の中で,「倉木麻衣が求める愛は,プラトンのそれに似る」というような意味のことを書いていますが,私もさすがに麻衣さんがプラトンの「饗宴」を読んだことがあるとは思っていません。(^_^;)
ただ,日本の小学生が
「男らしくがんばるぞ!」
なんて言っても,彼は絶対に「論語」なんか読んだことは無いはずで,だけどそこにはしっかりと日本人の骨の髄までしみこんだ「儒家思想」の影響がある。その辺を少し大げさに書いてみよう。そんなレベルでの研究ですから,読者の方はどうぞこの点を考慮されて,「んなわけないじゃん!」と思いながらもニヤニヤしながらお読みいただければ幸いです。
ただ,実はもうひとつ「ポリシー」があります。
このサイトのことを語ってくださったBBSの中に「好きだからといって何でも無批判にほめるのはよくない」というご意見がありました。
それはそのとおりだと思います。
建設的な批判することは必要です。そのため,このサイトの中にもそこそこは批判めいたことも書いてあります。ただ,笑われるかもしれませんが私にはひとつ夢があります。それは,いつの日か倉木麻衣さん自身がこのサイトを訪れてくださって,拙文に目を通してくれるという夢です。
そして,もしそんな夢がかなうなら,そのときは私が麻衣さんに「勇気」と「元気」をあげたい。
というのも麻衣さんはいつも私たちに歌いかけてくれます。私たちに勇気と元気を与えてくれています。
人生勝つときもあれば負けることもある。
でも,一生懸命やってるんだから神様は見ていてくれるよ。
君は,そのままの君でいい。
人生って結構素敵なものだから・・・。
と。
でも,「ごあいさつ」でも書いたように,世の中には彼女に対する非難や中傷があふれています。私がこのサイト開設を思い立ったのも何とかその非難に応えようという気持ちからでした。だからもし麻衣さんがここを訪れてくれるようなことがあったらそのときはこう言ってあげたいのです。
麻衣さん,そのままでいいんです。
あなたはあなたのままで最高に素敵です。
自分のやりたいこと,精一杯やってください
神様と,そして私たちはずっと見守っていますから…。
もちろん夢ですけどね。もし麻衣さんがここへ来て癒されるようなことがあれば幸せです。
だから「批判のための批判」はしたくないのです。ただ,「学術研究サイト」ですから(^_^;)提灯持ちの論文だけではいけませんね。当然,建設的な批判はさせてください。英語の文法はチェックしてください。ライブのMCはもう少し工夫しましょう。そしてこれからもいっぱいいろんな勉強をして,ボキャブラリーも増やして歌詞づくりの幅を広げてください。
ね,麻衣さん。いつの日かチャンスがあればね。
このサイトには一切商用のコンテンツを含みません。歌詞は最小限の「引用」にとどめておりますし,写真は基本的には「ジャケット写真」のみの掲載に努めております。著作権には配慮しているつもりですが,問題があればご指摘ください。
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