初稿当時のご挨拶 2004/02/08
はじめまして。
この文章を書いている時点で,私はつい一ヶ月ほど前に麻衣さんのファンになったにすぎない者です。
倉木麻衣といえば,印象に残っているのは"Love, Day After Tomorrow"のプロモーションビデオのみで,それまでも「いい曲を歌っている美少女」という認識はありましたが,CDを買ったりとか,それ以上の事はありませんでした。それは彼女が学業を優先してテレビ等のメディアに登場することが極端に少なかったという理由もありましたが,中学校の2年生頃から洋楽にはまり,特にビートルズの音楽を愛聴するだけでなく「研究する」ことを楽しみにしていた私にとって,日本の音楽は「レベルの低いもの」,いわゆる"J-POP"は洋楽の焼き直しのまがい物・・・という印象がついて回り,とても考慮するに値しない・・・という考えが染み込んでいたからかもしれません。
しかし,そんな私に変化が訪れたのはつい最近のこと。
きっかけは2003年末の紅白歌合戦。このとき倉木麻衣さんは"Stay by my side"を歌い,紅白に,そしてテレビの歌番組というものに初出場しました。そして,私はそのみずみずしい歌声に大きな感動を覚えました。
その2日後のこと,(2004/1/2)彼女が2003年秋に京都学生祭典で行った特別ライブのTV放映を見て,その圧倒的な存在感と優れた楽曲,すばらしい歌唱にすっかり心を奪われました。
そして,麻衣さんのことが無性に気になり始めたわけですが,TV-CMでだったか,彼女初のベストアルバムが元旦に発売になったということを知り,早速買ってきて・・・そして・・・はまってしまいました。(^_^;)
3週間くらいの間に数十回も聴き,そして,とにかく彼女のことが知りたいと,それから約一月の間に彼女のアルバムすべて,DVDのすべて,そして著書を入手し,シングルCDもすべて手に入れました。
さまざまなファンサイトを訪れていると,麻衣さんが今年春には,我が家の近くでもライブをする予定があるとのこと。ぜひともこのライブにも行きたいと,ファンクラブにも入会を申し込みました。
麻衣さんってすばらしいですね。こんなアーティストを久々に見つけました。
・・・というのも実は私は40代。立派なオジサンです。20数年前の中学生時代山口百恵さんに夢中になっていたことがありますが,年齢を重ねると,もうあのような憧れや胸の高まりは消えてしまったものと思っていました。それが,今突然よみがえり,自分でも驚きながら感激しています。単なるアイドルへの憧れという以上に,初恋の日に感じた胸の高鳴りが聞こえてくるようです。
ファンになったばかりで,まだ分からないことだらけです。彼女がデビューしてもう4年。私はこの「失われた4年」を何とか取り戻したいとCDやDVDを購入した以外にも,web上で公式サイトや多くのファンサイトを訪れて研究をし,多くの掲示板で情報を探しました。しかし,非常に悲しいことに掲示板の多くには彼女の音楽のみならず,彼女の人格やその他さまざまなことに関する非難中傷があふれかえっています。・・・いわく「宇多田のパクリ」「作詞はゴースト」「歌が下手」などなど・・・。それ以外にもここでは口にするのもはばかられるような人格的中傷が平然と語られています。
私がそれらの書き込みを読んで暗澹たる気持ちになったことはいうまでもありませんが,新たに彼女のことを愛し始めたものにとって,何かできることはないのかと考えるようになりました。
そこで,彼女の真実を知るために「倉木麻衣研究サイト」を立ち上げようと決心したのです。
彼女のファンサイトはずいぶんたくさんあります。その多くは非常に充実した内容を誇り,彼女に関する最新のあるいは詳細な情報は,公式サイトでよりはむしろ,そのようなファンサイトでこそ入手することができます。しかし,私のような新参者にそのようなサイトが開設できるわけはありません。私は別のところで,「ビートルズを文化的に研究する」というサイトを運営し,一部では評価も受けるようになりました。そこで,私はその手法を使って「倉木麻衣」と「その楽曲」を音楽・文学・社会学・言語学・歴史学等のさまざまな立場から分析し,彼女の本当の姿をつかむきっかけを作ることができるような「研究」をしてみたいと思い立ったのです。
まだまだあきれるほど新しいファンであるため,昔からのファンの皆さんにとっては失笑を買うような内容も多いかと思います。しかし,少しずつ研究を重ね,多くの方に倉木麻衣の音楽のすばらしさを知っていただけるようにしたいと思っています。
開設1年目のご挨拶 2005/03/02
「倉木麻衣の研究 A Study in Mai-K」も皆様の応援のおかげで,無事開設1周年を迎えることができました。
また,この間25万を超えるアクセスや数百にも上るメッセージをいただき,私自身戸惑いながらも,皆様のご支援に胸を熱くしています。
また,2004年4月からは倉木さんがツアー告知のためのBlogをあのライブドアで始められたことを受けて,私も倉木さん応援Blog「麻衣をもっと」を開設したところ,こちらも望外にも1年足らずの間に60万を超えるアクセスをいただきました。
スゴイ!というのが本音なんですが,よく考えるとこれは私の手柄でもなんでもないんですよね。
もし,私のサイトおよびBlogが何らかの人気を博したとすれば,それはひとえに倉木麻衣というアーティストの魅力と,それを支えて行こうというファンの皆さんの熱意の賜物であることは疑いありません。皆さん,そして倉木さん,これからもどうぞよろしくお願いします。
このサイトは「研究」をテーマ新しているため,そうそうは新しいテーマが登場しません。そのため最近は更新も滞りがちになっていますが,これからも新しい話題が出るたびにさまざまな角度から,倉木麻衣というアーティストの素晴らしき謎を明らかにすべく「研究」を続けて参りますので,ご支援のほどよろしくお願いします。
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