倉木麻衣の研究
A Study in Mai-K

倉木麻衣学術研究サイト

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*補論12 「倉木麻衣の研究」の研究

 奇妙な題であるが,拙サイト「倉木麻衣の研究 A Study in Mai-K」へいただくメッセージの中に,きわめて特徴的な共通の話題がひとつある。それは,

「自分は昔から倉木麻衣のファンだったが,“宇多田のパクリ”とか言われ,歌手としての能力について非難され,傷つき,彼女を愛することに疑問を感じ,何か後ろめたさがあって,回りには自分が倉木のファンだということを公表できずにいた。」

「しかし,このサイトを見て“倉木さんは一個のすばらしいアーティストなんだ,宇多田さんとは何の関係もないんだ,ということが改めて分かった。自分が倉木さんを好きだったことは少しも間違いではなかった。感謝する。自分はこれから自信を持って倉木麻衣を愛し応援していくことが出来る。”」

というものだ。

 私はこのサイトの設立目的として,

倉木麻衣-雑感・・・ごあいさつに代えて
「このサイトについて」

等で,次のように述べた。

「 ファンになったばかりで,まだ分からないことだらけです。彼女がデビューしてもう4年。私はこの「失われた4年」を何とか取り戻したいとCDやDVDを購入した以外にも,web上で公式サイトや多くのファンサイトを訪れて研究をし,多くの掲示板で情報を探しました。しかし,非常に悲しいことに掲示板の多くには彼女の音楽のみならず,彼女の人格やその他さまざまなことに関する非難中傷があふれかえっています。・・・いわく「宇多田のパクリ」「作詞はゴースト」「歌が下手」などなど・・・。それ以外にもここでは口にするのもはばかられるような人格的中傷が平然と語られています。

 私がそれらの書き込みを読んで暗澹たる気持ちになったことはいうまでもありませんが,新たに彼女のことを愛し始めたものにとって,何かできることはないのかと考えるようになりました。

 そこで,彼女の真実を知るために「倉木麻衣研究サイト」を立ち上げようと決心したのです。

 彼女のファンサイトはずいぶんたくさんあります。その多くは非常に充実した内容を誇り,彼女に関する最新のあるいは詳細な情報は,公式サイトでよりはむしろ,そのようなファンサイトでこそ入手することができます。しかし,私のような新参者にそのようなサイトが開設できるわけはありません。私は別のところで,「ビートルズを文化的に研究する」というサイトを運営し,一部では評価も受けるようになりました。そこで,私はその手法を使って「倉木麻衣」と「その楽曲」を音楽・文学・社会学・言語学・歴史学等のさまざまな立場から分析し,彼女の本当の姿をつかむきっかけを作ることができるような「研究」をしてみたいと思い立ったのです。 」

 つまり,私はここで,

「自分の力で微力ながら倉木麻衣さんを守りたい」

というアナウンスをした。その目的は自分自身試行錯誤ながら進めているところである。ところが,ここに新たな副作用が見つかったのだ。すなわち,

 倉木に対するネット上の,あるいは一般の心無い批判に対して心を痛めているのは,実は倉木本人だけではなく,彼女を愛する多くのファンとて同様であったということ。そして,そのため倉木を愛し,応援することに迷いを感じ,苦しんだのは,まさにそのファンであった。しかし,無知蒙昧な世間の批判に対し,多くのファンは(心の中では,大きな憤りと強い反感を感じていたものの)有効な反論材料を持たなかった。それが,「倉木麻衣の研究 A Study in Mai-K」によって理論武装することが可能になり,倉木のファンだということに自信を持つことが出来るようになった。つまり,

「倉木麻衣を支援するため」

に立ち上げたこのサイトが,実はいつの間にか

「倉木麻衣のファンを支援する」

ためのサイトの性格を帯びてきたということだ。このサイトを通してカタルシスを得,倉木ファンとしてのアイデンティティを再確認してくれた方が多いということは何よりの喜びである。

 運営者にとっては意外なことではあるが,これはこれで,非常にうれしいことである。たった一人で立ち上がったといい気になっていたが,私自身実は多くのファンの one of them であり,そういったファンの助けを借りながらこのサイトが存続し,存在意義を持っているのならこれほどありがたいことはない。

 以上,今回は研究ともいえない「研究」になってしまったが,一抹の真実を語るとともに,ここに来てくださった方々に改めて御礼を申し上げたくキーボードをたたいている。

 麻衣さん,そして皆さん。本当にありがとうございました!

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