倉木麻衣の研究
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*補論17 Rits BKCライブ 総括

 2004年10月2日(土)。天気予報では近畿地方の夜の降水確率は40%と伝えられており,何かと心配させられたのだが,ここ岡山は快晴であった。私とゆきたかさん,ようさん,moritetuさんの4人は期待に胸を膨らませて,愛車Honda Step Wagonにて東へ向かって旅立った。


雨上がりの山陽自動車道 三木SA

 しかし,車が兵庫県に入りしばらく進んだ頃,高速道路(山陽自動車道)の電光掲示板に「雨 スリップ注意」の文字が…。そして三木SAで休憩を取ったときには,あたりに明らかにかなりの量の降雨の跡が見られた。ちょうど京都観光中のうっちーさんに連絡を取ったところ「京都は微妙な雨」ということ。

 一気に暗雲が垂れ込めてきた。今夜のライブはいったいどうなるのだ・・・。しかし,そんなことを話しているうちに,なんとうっすら陽が差してきた!


大津SAより琵琶湖を望む

 天気は西から変わる。間違いない。太陽は麻衣さんを追いかけている!  その後雨は京都市内で一時強くなったものの滋賀県に入ったころにはほとんど分からないくらいになり,宿に着いた頃にはすっかり上がった。

 宿で,うっちーさん,かずさん兄弟,ume.kさん,みっちーさん,とっちさんと落ち合うと,タクシーで立命館大学びわこ・くさつキャンパスへ向かった。配車の都合で他の方々より20分程度遅れてBKCへ到着したため,リハーサルの模様を聞くことができなかったが,どうにか2時頃までには会場に到着。会場となるクインススタジアムは,周りをぐるっと高いフェンスで覆い,中の様子を見えなくしている。


キャンパスにできた列


「麻衣をもっと」うちわ

 キャンパスはすでに大変な人。グッズもいくつか売り切れており,予定していた8,000円のグッズセットも,3,500円の長袖Tシャツも購入することはできなかった。残念。しかし,「麻衣をもっと」で告知したうちわのおかげで分かったのだろう,次々に多くの方が「ちゃぶーさんですか?」と声をかけてくださった。

 kobacrowさん,Sさんとも合流。宇都宮君は髪が黒くなっていた。(^_^;)


開場を待つ人の波

入場開始

会場見取り図

ステージの様子

 そして,15:00頃いよいよ入場開始。さすがに25,000人の人の列は簡単にはスタジアムに飲み込まれない。最後の観客が入場を完了した頃にはすでに17:30を20分近く回っていた。

 さて,16時頃からは立命館大学の大学紹介ビデオの上映や主催者の学生委員会のあいさつ,立命館理事長のあいさつ(おもしろかった!)などがあり,我々はいじいじしながら開演を待つ。私と同行したSさんが陣取ったのはCゾーン,会場図イラストの赤い印のあたり。ステージ中央までは10mもないだろう。また麻衣さんが正面の通路のあたりに来てくれればわずか5m余りという好位置であった。雨上がりで芝生が濡れており,座ることもままならなかったが,心配した雨はすっかり上がり,開演直前には青空さえ見えてきた!

青空だ!まさに「晴れ女」麻衣さんの面目躍如といったところか。

 長い長い待ち時間を緩和するためか,クレーンに積まれたテレビカメラが客席を舐めて行く。私も2度ほど映ったが,うちわのおかげで,私だということが分かってくれた人もいたようだ。


中央のモニタ

 そして,20分近く遅れてついにそのときがやってきた。中央と左右3箇所に設置された大型モニターにサイケデリックな画像が映し出される。そして,そして,目の前に置かれたPAから重低音が響き渡り,experienceのメンバーが登場。"Wish You The Bestツアー"メンバーと同じ。ダンサーのTen & Kuremiもいる。そして,重低音のマイナーコードが・・・。え,オープニングはなんだ?「Perfect Crime」か?と思うまもなく隣でつぶらな瞳のSさんが,「Simply Wonderful」じゃないの・・・。

 まさか,そんな・・・。しかし,その言葉に間違いはなかった。疑うまもなく突如麻衣さんが「Simply Wonderful」のイントロを歌いながらステージに登場!会場の25,000人は一気に頂点へと登りつめる。

 オープニングは何だろう。さまざまなファンサイトでいろいろな予想が立てられていた。しかし,この曲を予想した人はさすがにいなかっただろう。一曲目は強烈なサプライズから始まった。

 麻衣さんのいでたちは各新聞等で写真入で紹介されているようにウェーブのかかったヘアに,黒い長袖Tシャツの上に白の半袖Tシャツの重ね着,ボトムはジーンズにピーターパンを思わせる緑色のスカートの重ね着。メイクがいつもよりも濃い目で,眉をちょっと太めに書いていて,くっきりした顔立ちに見える。

美しい。

素晴らしいスタイル。

魂が奪われるようだ。

そして一曲目が終わった。

「こんばんわー!倉木麻衣でーす!」
「みなさん,今日はステキな一日にしたいと思います。ぜひ最後まで楽しんでいってくださーい!」

 2曲目は「Delicious Way」。パワフルだ。ジェフリーも元気いっぱい。歌詞は今回は間違わない。終了後に出た立命館のサイトでは麻衣さんをステージ側から写した写真があるが,それを見ると,ステージ上に2つの歌詞を表示するモニターがあるのが分かる。いろいろと工夫をしているようだ。

 続いて「Secret of my heart」。いつものようにマイクスタンドが立てられる。この辺りは「定番」が続く。野外コンサートで音響等は制約があろうが,ヴォーカルに破綻はない。


観客の姿

 エンディングと同時にオルゴールのような「Can't forget your love」のイントロが流れてくる。編曲は「Wishツアー」と同じく途中からロック調になるが,バラード部分でも余計な手拍子が起こらない。周りを見回すと,麻衣さんのライブに始めて参加したと思しき学生が多いようだが,安心して曲に集中することができた。

 歌い終わると,麻衣さんがみんなに語りかけてくれる。

「みなさん,こんばんわー!・・・うわー,すごいですねぇ・・・。えー野外コンサートで,今日は天気の方が少し,ちょっと雨も降っていましたが,何とか無事によくなって,そしてこんな大勢の皆さんに,今日はこんな一緒の時間を過ごせて本当にうれしいです!どうもありがとうー!今日はここ,立命館のびわこくさつキャンパスで25,000人の方が来て下さって,えー今日はですねぇ,あの,私もこの立命館の大学の4回生として,現在産業社会学部に籍を置いているんですけれども,今日は最後まで,皆さんと一緒に楽しい時間を,えー,思い出に残るような,ライブにしていきたいと思いますので,ぜひ皆さん最後まで楽しんでいってくださーい!!」

 そして,「風のららら」。中日スポーツや産経新聞はこの曲をこの日の代表曲としてあげている。伸びやかなボーカルも健在。

 そして,間髪をいれずに「mi corazon」。


鳩の足をかたどった
平和のシンボル

 鳩の足をモチーフにした平和マークが入ったキャップを目深にかぶり,頭上で大きく手拍子を煽る。

「皆さんよかったら一緒に手拍子をよろしくお願いしまーす!」

ツアーのときと違い,立ったまま。Ten & Kuremiのダンスが絡む。

「ヘイ!」「一緒にー!」

見事に25,000人を扇動する。

 初めて麻衣さんのライブに来る人も多いので,平安神宮ライブのようにシングルヒット曲を連発するのかと思ったが,そうではなく,好評だったWishツアーをベースにしているようだ。

 歌い終わるとキャップを脱ぎ,一瞬の暗転の後,再びスポットライトを浴びる。

「そう,今年の4月から7月まで私はずっとライブツアーを行っていたんですけれども,約29箇所,38公演ライブをして,その中で,たくさんの皆さんと出会って,ファンの方もたくさん見に来て下さって,そこで,え,今日は,こんなに大勢の皆さんの前で,野外ライブ,ということで,今緊張していますが,えー,いい意味で緊張しています。そう,人との出会いっていうのは,すごくステキなことだと思うし,大切ですよねぇ。えー,そんな気持ちを込めて,次の曲は京都の桜の季節をイメージした,Time after timeを聴いてください。」

「Time after time」のイントロが流れてくる。何か,ツアーのときよりもゆったりとしている。一語一語をを噛み締めるようにしっとりと歌い上げる麻衣さん。京都の大学生活をイメージした作品だけに,キャンパスで歌うときには特別の感慨があるのだろう。

 大きな拍手の中歌い終わると,スツールが運び込まれてきた。そうすると,もちろん曲は「The ROSE~melody in the sky」。かつて,この曲をライブで歌うときには,いくばくかの不安定さを感じたが,今やそれは過去のこと。圧倒的な存在感を持って,見事に歌い上げる「シンガー」がステージに君臨する。

 そして,静かに流れる悲しげなイントロ。マイクスタンドが用意されて,・・・突然歌いだすのは「happy days」。

 今日2曲目のサプライズ。私自身ライブで聴くのは初めてであったが,おそらくここに集まった25,000人の多くが同じ思いだろう。一番聴きたかった曲のひとつだったろう。

 ブリッジの「We share happy days...」には鳥肌が立った。まるでジャニス=ジョップリンを髣髴とさせる圧倒的な迫力!そうか,「happy days」ってハード・ロックだったのか!今改めて気付いた。

 そして,歌い終わると麻衣さんは舞台から消えた。

 続いてexperienceによる「Everyting's all right」の演奏が流れ,ジェフリーがメンバーの紹介を始めた。ここが麻衣さんのお着替えタイムになるのはツアーと同じ。

 一通り紹介が終わり,レコードのスクラッチ音に続いて始まったのは「Perfect Crime」。麻衣さんの衣装は・・・。胸にきらきら光る大きな花のマークがついた黒いタンクトップ。下はミリタリー風のすそを絞ったパンツと,同じく軍靴風の黒いロングブーツ。何かちょっと面食らうコスチュームだが,背中の両脇が大きく開き,ビニールの「見せる」ピンクのブラ紐。ツアーのときほどのセクシーさはないが,相変わらずのパワー。続いて

「皆さん楽しんでますかー?!」

と言って始まった「NEVER GONNA GIVE YOU UP」。

 タイトルを歌うところでぱっと手を上げるしぐさ。慣れていないのか,観客は最初はほとんどやっていなかったが,我々数人ががんばっていると,次第に回りの人たちも一緒になって手を挙げてくれるようになった。

 ラップの中,CDでは「Baby I Like~」と歌われるところ,今日はいったいどう歌うのか期待していると,"Grow, Step by Step"と,Wishツアーと同じだった。もうひと工夫欲しかったかな?

 続いて,「I don't wanna lose you」。振り付けも,Ten & Kuremiを従えてのダンスもツアーと同じ。この辺りは基本的に2004ツアーを踏襲した構成がなされているようだ。

 でも麻衣さん,

 「ある日偶然に 見かけた君に ぎこちない ほほ…タッタラタラッタ」

って?

 歌詞忘れちゃったね。でもごまかし方が"Grow Step by Step!"(^_^;)

 次に聞こえてきたのは,泣く子も黙る「Love, Day After Tomorrow」のイントロ。

 演奏とともに

「皆さん楽しんでますかぁ?」

「それじゃあ一緒に,L, O, V, E, !」「一緒に!」「L,O,V,E」「L,O,V,E」

 "Loving You..."ツアーを思い出させる演出。

 麻衣さん自身がステージを歩き回りながら観客に「LOVE指サイン」の指導をする。目の前の2人連れの女子学生は結局最後までできなかったようだが,多くの観客が次第に覚えてくれて,高らかにLOVEを掲げてくれた。大ヒット曲だけに観客のノリも最高。

"Love can't stop it baby...一緒に!"

 最後まで,力を込めて,気持ちを込めて麻衣さんにLOVEサインを送る。

 いつまでも続いてくれと願いながらも,夢は叶わず,エンディングを迎えた。

 しかし休むまもなく麻衣さんは叫ぶ!

 「みなさん,次に,続いて一緒に歌ってくださーい!」

 そして,今回はやってくれましたよ!

「Na nana na na...もう一回!say!」「Na nana na na! You say!」

 「Stand Up」!!!

 Wishツアーでは,やりたくてもやれなかった「Na Na Na」コール!

憧れのこの瞬間を今日は体験することができた。最高!しかも,何度も何度も繰り返してくれて・・・。

 ステージ狭しと走り回る麻衣さん。

「皆さん盛り上がってますかー?! 一緒に!」
「奥の方の人!」
「奥の方の人楽しんでますか?!」

遠くからしか麻衣さんを見ることができない観客への配慮も決して忘れない。

「さあみんな一緒に Stand Up!!!」

 ステージ狭しと走り回る麻衣さん。それだけは足らないとばかりに最後はステージの両端に張り出した通路を通って両端の一段と高いところにある特設ステージにまで駆け上がる。まるでミック=ジャガーみたいだ。(顔は違うよ。(^_^;))圧倒的なパフォーマンス!

「えー,次で最後の曲になりまーす!」

(観客)「え~~!」

「それじゃみんなで,ジャンプ! Feel fine!」

タテのりの観客。

しかし,突然麻衣さんに異変が!

 どうやら「Stand Up」でがんばりすぎたらしい。左のブラの肩紐が外れてぶら下がってしまった。麻衣さんも気になって歌いにくい様子。がんばれ!

 さらに,途中では腰に付けたワイヤレスの発信機が外れて落ちてしまうアクシデントも・・・。ヴォーカルが途切れたりすることがなかったのが不幸中の幸いであったが,麻衣さんも肝を冷やしたことだろう。しかし,動じることなく平然と歌いきったプロ根性には拍手を送りたい。

「どうもありがとー!」

麻衣さんが,experienceがステージから消える。

客席からは「アンコール!アンコール!」の声が。 私とSさんが一生懸命「Mai-Kコール」をするも周りはまったくついてきてくれない。ちょっとさびしかったかな?

 しかし,ツアーと比べるとやや短い時間でステージに灯がともり,例によって(販促活動?)ツアーグッズのえんじの半袖Tシャツで麻衣さん登場。髪をポニーテールにくくっていないところがツアーとの違い。

「アンコールありがとうございます!」
「えー,デビューしてから,・・・ちょうど16歳でデビューして,えー,ちょうど5年がたちました。その中で・・・」

(観客)「おめでとー!!!」

「ありがとー。」
「今日はその中で,この素晴らしい40周年を記念して,こういう場を持てて本当に皆さんに心から感謝しています。本当にありがとうございまーす!」
「今日は本当に,昨日の夜からずっと並んで,そして,朝も待っていてくださった皆さん。そして立命館関係者の皆さん,今日はステキなライブをどうもありがとうございましたー!」
「えー,このライブを生涯忘れることはないと思います。えー,この気持ちを,今の気持ちを大切に,これから倉木麻衣がんばって行きたいと思います。どうぞよろしくお願いしまーす!」

(観客)「がんばれー!」

「えー,それでは新曲の「明日へ架ける橋」を聴いてください。」

と言って始まった「明日へ架ける橋」。うーん,「新曲?」とは思ったが,この美しいメロディに25,000人が酔いしれる。無粋な手拍子も起こらない。最高のアンコール。緑のレーザー光線がステージから客席へと放たれる。幻想的なムード。

 「それでは次に「Stay by my side」を聴いてください。」

 続いて「Stay by my side」はWishツアーと同じ構成。
 ツアー後半と同じアカベラバージョン。観客はみんな静かに聞きほれる。

 最後は

 「David, Give me a beat!」

の掛け声とともに「always」。

「皆さん,今日はどうもありがとうございましたー!」

 最初は戸惑っていた観客ももう迷うことなくステージ上のリーダーに従い右手を大きく振り続ける。

 感動的なフィナーレ!

 しかし,バンドは演奏をやめない。

 麻衣さんは声も枯れよとステージを駆け回り,左右の特設ステージに駆け上がり,

「ありがとー! 皆さんどうもありがとー! ありがとー!」
「今日はどうもありがとうございました!」

と繰り返す!

ねぇ,麻衣さん。

お礼を言いたいのは僕たちのほうだからね。

突然ステージ後ろから花火が上がった。なかなか終わらない・・・。

麻衣さんは満足そうな笑顔で見上げている。

「明日へ架ける橋」が流れてきた。

「皆さーん,今日はどうもありがとー!」
「バンドのメンバー,エクスペリエンスの皆さんでしたー!」

そしていつものように,みんなで手をつなぐと,

「ありがとうございましたー!」

と大きく頭を下げる。

experienceがステージを去る。しかし,麻衣さん一人が残って私たちに語りかけてくれる。

「えー,今日はここ立命館びわこ・くさつキャンパスで,皆さんと40周年を記念して,こんなステキな会場を作ってくださって,そして皆さんが見に来て下さって,本当にどうもありがとうございました。」

(観客)「ありがとー!」

「えー,また来年も全国ツアーをやる予定なので,また皆さんに会い来まーす!」

「みなさん,それでは気をつけてお帰りください。どうもありがとー!」

 そして,彼女は名残惜しそうに手を振りながら去っていった。

 わずか90分ばかりのライブであったが,会場の誰もがきっと満足したことだろう。

 素晴らしいライブパフォーマンスであった。


規制退場を指示する実行委員

 問題はそのあと。25,000人が一度に退場すると危険ということで,後ろのブロックから退場が始まったために我々は立ったまま待たされ,大変な目に・・・。ところがそうやって腐り切っていると,どこからか「あー!」と言う声が・・・。みんなが見る方に目をやればなんと,右手,スタンド上の階段を昇って帰っていく麻衣さんの姿が!

 麻衣さんは,2~3歩昇ると立ち止まり,こちらに向いて大きく頭を下げて手を振って,また2~3歩昇ると立ち止まって頭を下げて手を振って・・・。一緒に昇っている係員が,「さあ,さあ」という感じで退場を促しているのにもかかわらず,麻衣さんはそんなことを意にも介さないように立ち止まっては手を振り続ける・・・。

 麻衣さん,もういいよ。疲れたろう?早くお帰り。そして早くおやすみ。

 我々は十分堪能したからね。

 素晴らしいライブだったよ。きっと初めて麻衣さんを見た人たちも,ひとたまりもなく大ファンになってしまったと思う。本当にありがとう。素晴らしかったよ!

 結局「Wish You The Bestツアー」をベースに,「Come on come on!」「Brand New Day」「Tonight I feel close to you」「Black & White」などが抜けて,「Simply Wonderful」と「happy days」が入ったという構成で,目新しいところはなかったが,ツアー終了後2ヶ月でのライブということを考えればやむをえないであろう。結局サプライズは「Simply Wonderful」と「happy days」の2曲だけであったが,それでも十分楽しむことはできた。

 ただいかんせん,退場の際の手際の悪さは何とかならなかったものか!

 19:30ころライブが終了し,私のいたCゾーンが最後の退場を許可されるまで,なんと2時間近く!結局退場できたのは21:20頃であった。ライブの時間よりも,退場を待つ時間の方が長いとは・・・。

 観客の中には幼い子どもを連れた方や妊婦さんの姿も見られた。配慮はしていただけたのだろうか?

 25,000人という大変な動員を行ったライブだっただけにいろいろとうまく行かないこともあったのだろうが,すべてのファンが整然と指示に従ったことは語り継がれていいだろう。(本音を言えば暴動でも起こしたかったところだが・・・。(-_-;))

 終演後はいつも「倉木麻衣の研究」や「麻衣をもっと」を支えてくれている皆さん,またTSSの仲間との交流会を持ちたかったが,上記のような理由で,バツ丸さんなど,数人の方と二言三言言葉を交わすことしかできなかったことは残念である。

 しかし,麻衣さんは来年もライブを約束してくれた!

 今から楽しみでならない。


 余談ではあるが,翌10/3には,ようさん,moritetuさん,syuji3さんとともに京都における「聖地巡礼ツアー」を敢行した。

 行き先は,お約束の東寺(2003年の紅白歌合戦の中継地)と平安神宮(2003年10月京都学生祭典特別ライブ開催地)である。行く先々で,いかにも「Mai.Kファン」と思しき方々の姿を見るのは痛快であった。


産経新聞 10/3


東寺 紅白アングル


平安神宮


MKタクシー

 


セットリスト,倉木さんのMC発言内容等については,大阪のS.Dさんに全面的にご協力いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。

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