個々の曲に関してはすでにシングルの項目で解説してあるので繰り返しになるのを防ぐため,ここでは「研究」という堅苦しさを離れて,私の「個人的感想」を記しておきたい。以下「研究サイト」お休み。べたべたの妄想系ファンサイトになる。


「Love, Day After Tomorrow」
 何度も言うが,2004年,このベストアルバムをきっかけに倉木さんのファンになった私であるが,さすがにこの曲(というよりはPV)のことはよく覚えている。曲のキャッチーさと,そのとんでもない魅力を持ったクリスタルボイスは脇においても,何よりもその美少女振りには,私も含めた日本中が驚いた。ただ,PVの演出があまりにも宇多田ヒカルの「automatic」に似ていたため,その後さまざまないわれなき中傷に悩ませられることになるわけだが,少なくとも曲と声のすばらしさとその美しさは,宇多田さんがどうこうではなく,日本中の男性の心を虜にしたものだ。私もこのときにあっさり倉木さんのファンになっておけばよかったものにと,今になってつくづく後悔している。
 何度聞いても「And now my heart is breakin'」の"breakin'"のところで胸がキュンとなってしまうが,この歳にしてこんな気持ちにさせてくれた彼女に感謝である。
 「L/O/V/E」の指文字は,手がつりながらも猛特訓の甲斐あってかなり上手になったので,ライブ初参戦が楽しみだ。

「Stay by my side」
 この曲がヒットしていた当時のことは私にはほとんど記憶がない。これだけの大ヒット曲であるからどこかで聞いてはいたのだろうと思うが,そういった事情で私は2003年の紅白歌合戦でこの曲を初めて「まともに」聞いたわけだ。
 最近の私はカラオケではもっぱら倉木さんの歌ばかりを歌う。低音では気持ち悪いが,最近のカラオケ機は男の声を女性の声にチェンジする機能がついているので,私はまわりに結局はやっぱり気持ち悪がられながらも「女性の声」で倉木さんの歌を歌う。中でも歌いやすいこともあって,この曲をもっとも得意?としている。妙な歌詞なのだが女の子の一途な思いが感じられてお気に入りのナンバーのひとつである。

「Secret of my heart」
 大野愛果さんという人はものすごいメロディを書くなぁ・・・。ということをつくづく感じさせる曲。大野さんだけではなく,プロデューサーの西室氏などスタッフの力はもちろん大きいわけだが,これだけ完成された,それだけ美しいメロディを,あれだけ美しい人に歌われるとたまったものではない。日本だけではなく世界ポピュラー音楽界の中でも「傑作」と呼んで差し支えないのではないか。アメリカ発売したCDのタイトルがこの曲であったことからも分かるように,この曲に対する倉木さんとスタッフの思い入れが感じられる。
 PVを見ても感じることだが,とにかく「一生懸命」歌う倉木さんの姿には音楽以外のところでも感動を覚える。
 「コナン」を見ていたとき,テーマソングで流れていて,「倉木麻衣という人はいい曲を歌うなぁ・・・」と思ったのは確かこの曲だったと思う。あのときにファンになっておけばよかったと,今になってつくづく後悔している。


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