Delicious Way
words by Mai Kuraki


 夏の海の真っ赤な夕焼けに向かって
 日が暮れてもあなたの言葉思い出して眠れない
 どんなに波が高くても
 生きていることがつらくなっても
 何も楽しいことがなくても
 みんないつかおとなになるの
 波がいやなことを洗い流してしまうの

 なんて素敵なの
 私はあなたに夢中
 もう一度感じたい

 私の手をとって
 あの素敵な空へと連れて行ってくれる

 先のことなんて考えられなかった
 いい子でいる私
 みんなみたいに恋しちゃいけないの?
 あなた一人を愛すればいいの?
 笑顔でいたいんだっていうけど
 恋って難しい

 あなたは悪い人
 でもあなたになら着いていける
 あぁ素敵ね
 明日に向かって駆けていこう
 なんて素敵なの
 こんなすばらしい世界があるなんて

 手をさし伸ばせばすぐ 振り向いてくれるから
 あなたの優しい眼差し
 夏の夕日に映える波のように
 愛に満ちて 私を見つめてくれる

 日に焼けた肌
 何て甘い香り
 あなたに寄り添い
 波にさらわれどこまでも
 あぁ素敵 水平線の青の向こう側
 何て素敵なの 夏の風を感じてもう一度
 あの素敵な空へと