1. Feel fine! 作詞:倉木麻衣 作曲・編曲:徳永暁人
  2. Rescue Me  作詞:倉木麻衣,Yoko Black Stone 作曲・編曲:Yoko Black Stone
  3. Mai-K Dub Edition〜K.F.A.Discotheque Master Mix〜
  4. Feel fine!〜Instrumental〜

CD No.:GZCA-2037  Release:2002年4月24日

エフティ資生堂「SEA BREEZE」CMソング

オリコンデータ
最高順位2 位
登場回数15 回
初動枚数240,130 枚
累積枚数451,500 枚


Personel:


 2002年夏のシーブリーズのCMソングであったために,お約束通り「シー=海」「ブリーズ=風」が歌い込まれている。大衆受けする必要があるので,余り小細工がなされてなく,ストレートなロックナンバーとなり,聴く者の耳に心地よく響く。

 主人公は「僕」,相手は「君」と表現されるが両者の性別は不明。ただ,倉木は「僕」「君」という言葉を使うときは主人公が男性の場合が多いということも言っている。この曲に関する直接のコメントは

 「男の子って限定の意味で僕と書いている訳ではなくて、“僕”って言葉を使うとちょっと強いイメージが出るので、この曲では大きな波とか何かに挑戦しようっていう強さを出したかったので、僕を主人公にして書いているんです。」

(Music Freak Magazine 2002年4月号インタビュー)

 「君といるウェンズデイ」

という表現はサーフィン映画「ビッグ・ウェンズデイ」からとったもの。チャンスを水曜日に来るという伝説の大波にたとえて,「チャンスをつかめ!」と言う意味だと言う。映画好きの倉木らしい表現。

 歌詞は何度も"I can feel fine!"と繰り返されるが,"can feel"といえば,ただ単に「感じる」のではなく,「オーイェイ!感じちゃうぜぃ!」という強い意味が生じる。

The Beatlesには"I feel fine"という曲がある。)

 "Ride on endless summer sea side"

 "Ride on the endless summer sea side"

の方が適当か。


 2.は作詞が「倉木麻衣/Yoko B.Stone」ということであるので,おそらくYoko氏が作った英語詞入りのデモテープを元に倉木が日本語詞を書いたが,最初の英語詞の部分はノリが非常によいので,そのまま使用した-という感じではないだろうか。その根拠にこの部分では倉木がめったに行わない押韻がなされている。("way-say-way-way"

 曲の内容は「私を救って」。そしてやはり倉木は恋人を「あなた」と呼ぶ。